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今年の夏の思い出

 今年の夏も、天候不順や殺人的な酷暑日などがありましたが、なんとか乗り切れました。
 来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 それでは、ことしの夏の思い出を少々。

 
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 ちょっと安売り、スイカ割り用にも挑戦しました。
 今後もどうぞご活用ください。
 
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 皆様のおかけで、直売所も繁盛。本当は、通年でやりたいんですが、まだまだこれから準備することがたくさんあって。こうご期待。
 
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# by h-ti | 2013-11-17 20:48 | 栽培日記

語りべの衝撃

 ブログ共同管理者にして、暇なサラリーマンのヤンマーDでございます。

 ボランティアに参加した感想の続きでございます。

 しかし、まだ余震が続いておりますね。ボランティアに参加する前日にも、東北で大きな地震があり、当日は携帯に災害訓練のメールが入り、最終日には茨城の方で大きな地震がありました。
 まだ、安全ではない地域で、津波警報が出たら、作業を即座に中止し、とにかく高いところへ逃げてくださいと、作業前に注意がありました。
 その場が緊張感に包まれました。

 初日の作業終了後、南三陸町の社協の局長が宿まで来て、震災を語ってくれました。

 ひじょうに淡々と、しかし、その裏に静かなる怒りが感じられました。

 DVDで何が起きたのかをまず見せていただきました。
 
 そして、ご自身の身内が防災庁舎で亡くなられたお話も伺いました。20日間家に帰れなかった話しも伺いました。しかし、ご自身のことは常に淡々とお話しされてました。

 防災って、訓練を一生懸命やってきたが、絶対にやるべきだが、いくらお金を使って災害を防ごうとしても、自然にはどうやってもかなわないそうです。
 だから、減災を考えなさいと。
 動けない病気の人を見殺しにすることはできないけど、助けるにはどうするか。2階ではなく3階でも4階でも高いところに初めからいてもらう。
 想定した、災害時のネットワーク構築がすべて寸断され、首長やその地域の長の人が死んだら、想定した訓練がまったく機能しない。そんなとき、どうするか。

 津波で亡くなった人は、肺に水が入っていなかったそうです。
 溺れたわけではなく、10tトラックに轢かれるくらいの衝撃で亡くなっているそうです。
 例え50cmの津波でも死ぬそうです。
 まず、自分が生き残ることを考えなさいと。
 人を助けようとして、亡くなった人があまりにも多かったそうです。自分が生き残ってこそ、災害の後に何かができることを痛感したそうです。
 ご自身も、2人を助けようとして、1人は助かり、1人は目の前で助けられなかったそうです。
 正直、きれい事では生きられないということを経験した方の言葉は重みがあります。

 1時間も時間を作ってくださったので、裏話もいろいろ伺えました。
 
 火事場泥棒の話は印象深かった。県外から泥棒がやってきます。893もくるそうです。
 しかし、内なる泥棒もいるそうです。大金が動く時、かなりの上層部に吸い上げられ、本当の意味で本当に困っている被災者に割り振られるお金がないそうです。
 そして、自分は被災者だということで、今現在もネットで無料でさまざまな生活品を送ってもらっている人もいるそうです。
 逆に、使えないけど捨てられない支援物資も数多く残ったといいます。
 災害が起きて直後は、仕方がないとして、少し落ち着いたら、1円でもお金をいただくようにしないと、被災者にとっても、良くないとのことでした。 

 さて、復興にはお金がかかるが、国は本当の意味で何もしてくれないし、決まるのも遅いそうです。

 減災のためには、高台に居住地を求めないといけません。山を一つ切り開き、道路を上に上げることでも相当な予算が必要になります。だから、DVDを作り、復興支援を求め、企業を回り融資をお願いしているそうです。社協の職員の仕事かどうかはわかりませんが、それをやらざるを得ない状況だそうです。
 そうして、同時に、町おこしも考えなければならない。
 イースター島からモアイ像が送られ、それを町おこしにするための活動を実施しているそうです。これも社協の仕事かどうかわかりませんが、そんなこと言っていられない状況のようで、リーダーシップを発揮せざるを得なかったのか、もともと備わっていたのかはわかりませんが、感銘を受けました。

 さて、ボランティアの話です。NGO法人は、大きな組織が多く信用できるが、NPO法人には気をつけなければならないそうです。これは、すべてのNPO法人が悪くNGOが良いという事ではないようですが。
 
 南三陸町の復興は遅れています。
 人もいないので、大阪から来たボランティアの人を、雇用したそうです。
 彼らの生活を成り立たせて、活動してもらうことが必要だからだといいます。

 いままで、1万2000人以上のボランティアが延べ入ってきたそうです。1個の石を片付ければ1万2000個の石が取り除かれます。
 10個のがれきをかたづければ12万のがれきが撤去できます。

 そんな話を伺った時、1個の石拾いも無駄じゃないんだと、モチベーションが上がりました。
 私たちボランティアも、この作業が一体、どれほど、現地の人の役に立っているのか、わからないでやることが多いので、非常に重みがありました。

 もうすぐ3年経つのに、まだ、人海戦術的なボランティアを必要としていることに驚きました。
 東日本大震災は、もう、福島原発の問題ぐらいしか意識になく、忘れかけていた自分に気づきました。
 
 参加して良かったと思いました。

# by h-ti | 2013-11-17 10:47 | その他

遅々として

こんにちわ。
ブログ共同管理者にして、暇なサラリーマンのヤンマーDでございます。

先日の文化の日は、毎年NHKで剣道の日本一を決める大会を放映していましたね。
農園主と私は剣道をやっていましたので、毎年、気になるところです。

タイムリーに見られなかったのは残念だったけど、小手はすごかったっす。

そして、その日の夜には野球で、楽天イーグルスが日本一になりました。

2日は、南三陸町の防災庁舎を取り壊す決定が発表され、同時に、国と県が急に方向転換し保存する方針を打ち出した日でもありました。

さてさて、そんな文化の日を境にした連休、千葉市社会福祉協議会(社協)が主催する「ボランティアバス」に参加してきましたので、今日はその報告です。
社協からダイレクトメールが送られて、お誘いをいただいた事がきっかけです。

このバスは今回が3回目の開催ですが、1回目に参加し、2回目はパスしましたので、今回が2度目の参加です。

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【これが、ボランティアバスだ!】

被災地の嫌な記憶を思い出してしまう人もいるため、写真撮影は基本的にNGですので、これが精一杯の一枚です。

場所は南三陸町へ。
総勢30人+社協の方々が参加。第1クールは1~3日、第2クールは2~4日の日程で、私は第1クールに参加しました。会費は9000円。+ボランティア保険500円前後に入ります。

1日(金)の夜、千葉駅に集合し、夜通し東北へ向かいます。

2日(土)の朝、南三陸町の災害ボランティアセンターへ到着
・8時30分~マッチング(住民のニーズを、当日参加した人たちへ割り振る)
・9時過ぎ作業開始
・15時30分作業終了
・仮設商店街「伊里前商店街」に立ち寄り
・スポーツ宿泊施設で「平成の森」宿泊
・現地社協の局長による震災語り部の時間

3日(日)の朝、南三陸町の社会福祉協議会
・8時30分~マッチング
・9時過ぎ作業開始
・12時作業終了
・「南三陸ホテル観洋」で日帰り温泉
・爪痕の象徴となった防災庁舎の見学
・千葉着11時頃
という2泊3日のスケジュールでした。

ボランティアセンター(通称ボラセン)は、ボランティアの方々で運営されているそうです。
そして、南三陸町は、他の地域よりも復興作業が遅れているそうです。
私たちは、団体でトータル一日半の作業しかしませんが、毎日か休みの日だけかわかりませんが、ボランティアで運営している方々には脱帽です。
さらに、個人でも参加している人たちがいます。
そして、企業や学生なんかも団体で参加しています。

2年半経って、もう、人海戦術的な作業は無くて行かなくて良いかなぁと思った自分がいましたが、現地に行ってその考えを改めました。

といっても、ボランティアはできる人が、できることを、無理をしないでやることだとも思います。
もしかして、時々、知らずに被災地で作られたものを買っていること一つ取っても、ささやかな支援だと思いますし、目に見えて体を動かすことだけではないとも思います。
大島で台風・土砂災害があって、そちらの方は行かなくて良いのかとも自問自答しましたが、阪神大震災で被災者となった会社の同僚が「すべてを救えると思うな」と言ったことが気持ちを楽にしてくれました。

作業は、農家の田んぼにある石拾いでした。
これが、地味だが辛い。
大きながれきは既に取り除かれていて、重機等で田んぼの形には直したようです。
しかし、硬い石が混じっているため耕耘機を回せないそうです。
そうした石を人海戦術で取り除きます。
片手で持てるピッケルで、しゃがんで石を見分け取り除きます。粘土質の塊で石のようなものもあって、でもそれは取り除かなくて良いそうで、石と粘土の塊の見分けがなかなか難しかった。
さらに、ずーとしゃがんで、ピッケルを振り回していると、足腰と腕が疲れてきます。

2日目も同じ場所、作業でした。
ただ、1日目の田んぼはまだぬかるみが少なかったのですが、2日目は激しいぬかるみで足が取られます。
私は、1日目とは違う作業で、田んぼで拾った石を外に出して、ネコ(一輪車)に摘んで、石を捨て置く場所へ運ぶ作業をしていました。ぬかるんだ田んぼからバケツに入った石を運び出すのも大変でしたが、1日目と同じ作業をされた方は、例え半日とはいえ、1日目の作業以上に大変だったと思われます。

2日目は、第2クールの30人が加わり、大学生も加わりで、かなりのハイペースで進みました。
それにしたって、田んぼ3枚分ぐらいなもので、あと4~5枚は残っており、さらに海側には重機が入って田んぼを造成中でした。

まだまだ、遅々として復興は進んでいないと感じました。
しかし、こうした作業で、本当に農業が復活するのか、少しだけ疑問に思っていましたが、語りべのお話を聞いて、この作業も決して無駄ではないんだと、思いました。
その語りべのお話は別の項目で。

# by h-ti | 2013-11-16 22:46 | その他

大根の栽培が始まってます。

こんにちは。

そろそろ、大根の栽培が始まります。
成長した大根は、天日干しを行い。
寒い時期で、なかなかきつい作業ですが、漬物になるための大事な行程です。

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# by h-ti | 2013-11-16 22:44 | 栽培日記

今日は何の日、ふぅっふぅぅぅ

 さて、食べ物にまつわる記念日は数多くあります。
 1月7日は七草がゆ、明日1月11日は鏡開きですね。

 では、本日1月10日は?
 実は、「干瓢の日」であり、「明太子の日」なんです。

 そして、明日1月11日は「蔵開き」で、「樽酒の日」でもあるようです。

 食品メーカーの商品名を冠にした記念日もたくさんありまして、
日本記念日協会
なるところが認定しているのですが、ここでは、具体的な商品名ではない、食品の日を少しでも紹介できればと思います。

 ちなみに、今月の1月では17日におむすびの日、22日がカレーライスの日、23日はアーモンドの日、25日は中華まんの日です。

毎月では、
  1日、あずきの日
  2日、麩の日
  8日、果物の日
 8,18,28日は米の日
 10日、植物油の日、お弁当の日
 11日、めんの日
 12日、パンの日、豆腐の日
 15日、惣菜の日、中華の日、いちごの日、菓子の日
 17日、いなりの日、国産なす消費拡大の日
 19日、食育の日、シュークリームの日
 20日、ワインの日
 21日、漬物の日
 23日、乳酸菌の日、国産小ねぎ消費拡大の日
 24日、削り節の日
 25日、プリンの日
 26日、プルーンの日
 29日、肉の日
 30日、味噌の日

 毎週日曜日はインスタントラーメンの日、パスタの日
 毎月末はそばの日

 だそうです。面白いですね。
 わかりやすいものから、由来が全然イメージできないものまで。

 食品関連の記念日、今後も紹介して行ければと存じます。

 (暇なサラリーマン、ヤンマー著) 

# by h-ti | 2013-01-10 23:20 | 食品考